ホルベイン絵具製品を安全にご使用いただくために

このページではお客様や他の人々への危害、財産への損害を未然に防ぎ、安全にご使用いただくための注意事項を記載しています。
ご使用の前に必ず本ページや各製品ラベル、取扱説明書等に記載されている注意事項をよくお読みいただき、正しくお使いください。

製品ラベルの見方

■ラベルの表示マークについて

■米国基準による表記

米国デューク大学の研究チームが中心になって医学的な見地からまとめた米国材料試験協会(ASTM : American Society for Testing and Materials)の試験基準に従ってテストを行い、これをもとに米国美術材料協会(ACMI : THE ART & CREATIVE MATE RIALS INSTITUTE,INC.)が、使用方法によって急性あるいは慢性の健康障害を起こす危険性のあるものと、その心配のないものを区別して表示するように指導しています。ホルベインではこの基準に従って、製品のラベルに表示を行っております。

  • 絵具ラベルの注意表記
    Approved Product(認証された製品)の略で、ACMIが「急性あるいは健康障害を起こす危険性がないもの」として認めた製品のラベルに表示しております。
  • 絵具ラベルの注意表記
    Cautionary Labeling(警告ラベル)の略で、使用方法によっては健康障害を起こすおそれのある製品のラベルに表示されており、Warning(警告文)で対象と物質名と、使用の際の注意をお願いしております。
WEBサイト(英語)

■日本基準による表示

国内では、ACMIのような認証機関がありませんので、業界団体である全日本画材協議会の専門部会が中心となって統一基準をまとめ、国内各社はこの基準に従って製品ラベルへの表示を行っております。

  • 有害性あり
    有害性がある物質(顔料)を含んだ絵具に表示しています。有害性がある物質には、使用時にすぐわかるようにラベルにシンボルマーク、シグナルワード、警告文をつけて注意をしています。
  • 引火性あり
    主に画用液を中心に引火性のある製品ラベルに表示されています。火気や高温などには充分にご注意ください。

シグナルワード : 有害性物質を含んだ製品、及び引火性を有す製品に表示しております。危険性の度合いによりシグナルワードの表示は、[注意]、[警告]、[危険]となっております。

警告文 : シンボルマークやシグナルワードが付いた製品には、対象となる有害物質名や取扱い上の注意事項を記しています。警告文は、有害性物質の種類により異なります。

安全にお使いいただくために

  • ■油絵具の安全な使い方

    • 絵具を使っているときは飲食や喫煙をしないでください。
      筆の先を口で尖らすこともやめましょう。
      絵具の付いた手で目を擦ることもさけてください。
      もし、絵具を飲み込んだり、目に入れたときは医師の処置をうけてください。

    • 絵具・揮発性油(溶剤)を使用中は換気、通気をよくしてください。
      揮発性油(溶剤)を長時間使用するときやスプレーやエアーブラシを使用するときは換気をし、通気をよくして、長時間使用する場合は途中で新鮮な空気を吸ってください。
      使用中に気分が悪くなったら、使用を中止してください。

    • 絵具が皮膚に付いたら除去してください。
      皮膚に付いた絵具はそのまま長時間放置せず、すぐによく洗い流してください。
      指で絵具を塗ったときも、すぐに洗い流してください。
      このとき爪の間もよく洗ってください。

    • 油絵具や画用液を火気の付近で使用しないでください。

    • エアゾール式のワニスや定着液を、炎や火気の付近で噴霧しないでください。

    • エアーブラシやエアゾール製品を使用する際は防塵マスクをしてください。
      絵具を液状にしてエアーブラシで噴霧したり、エアゾール式のワニスや定着液を使用する際は、防塵マスクを着用し、換気を行い空気の流通をよくしてください。

    • 油絵具をチューブから絞り出したあと、口部を拭いてキャップをしっかり閉めてください。
      口部で絵具が乾燥するとキャップが開けにくくなります。
      画用液など溶き油も同様に口部に油が付着していると開けにくくなるため、よく拭いてキャップをしっかり閉めてください。

    • 制作後は手をよく洗ってください。
      絵具を使った後は指先から指の間、爪の間までよく洗ってください。

    • 子どもの手の届かないところに保管してください。
      子どもが誤って絵具や画用液、溶剤をこぼしたり、口にしないよう、子どもの手の届かないところに保管してください。

    • 絵具や画用液の付いた紙や布は注意して捨ててください。
      絵具や画用液が付着した紙や布、特にシッカチフの混ざった画用液が付いた紙や布は発火する恐れがあります。
      絵具や画用液が付いた紙や布は空気を遮断する金属容器に入れるか、ビニール袋に汚れた紙や布を入れて、上から水をまいて湿らせて密封して可燃ごみとして捨ててください。

    • 絵具の警告表示をよくお読みください。
      人体に有害な物質を含んだものや、火災の原因になるおそれのある製品の容器に警告の表示と取扱方法が表示されています。
      使用前によくお読みください。

    • ホルベインの絵具類は大人用(作家用)に製造したものです。
      幼児・子どもに使わせるときは、大人がついてよく注意してください。
      誤って幼児・子どもが絵具を飲み込んだり目に入れたときは、すぐに医師の診断をうけてください。

  • ■画用液の安全な使い方

    油絵具の粘りを調整して塗りやすくする「溶き油」やその油をサラッとさせる「揮発性油(溶剤)」、絵具にさまざまな効果をもたらせる「ワニス」は油絵制作に欠かせないものです。ホルベインではこれらを総称して『画用液』と呼んでいます。画用液は乾性油や揮発性溶剤を原料にして製造されているので、取扱いにはご注意ください。

    • 火気の近くで使用しないでください。
      ポピー オイルやリンシード オイルなどの植物油は引火点が高いので危険性は少ないのですが、可燃物ですので火気に近づけないでください。特に高温の場所で使用する時は注意してください。引火しやすくなります。

    • 揮発性油(溶剤)など引火性の高い画用液の引火性ありマークに注意してください。
      ぺトロールやターペンタインなど揮発性の溶剤や揮発性油を含んでいる画用液は燃えやすいので、火気の近くでは使用しないでください。
      下記のラベル表記一覧をご参照ください。

      《画用液のラベル表記一覧》画用液の成分中には特定化学物質(有害性物質)や引火性物質を含んだ製品が多くあります。これらの物質を規定量以上含んだ製品には、シンボルマーク、シグナルワード及び 警告文 をラベルに記載し、取扱い時の注意をお願いしております。使用前に必ずお読みください。

      • 有害性あり
        有害性がある物質(顔料)を含んだ絵具に表示しています。有害性がある物質には、使用時にすぐわかるようにラベルにシンボルマーク、シグナルワード、警告文をつけて注意をしています。
      • 引火性あり
        主に画用液を中心に引火性のある製品ラベルに表示されています。火気や高温などには充分にご注意ください。

      シグナルワード : 有害性物質を含んだ製品、及び引火性を有す製品に表示しております。危険性の度合いによりシグナルワードの表示は、[注意]、[警告]、[危険]となっております。

      警告文 : シンボルマークやシグナルワードが付いた製品には、対象となる有害物質名や取扱い上の注意事項を記しています。警告文は、有害性物質の種類により異なります。

    • 植物油やシッカチフを含む画用液の付着した紙や布は注意して捨ててください。
      ポピー オイルやリンシード オイルは乾燥するとき酸化反応による熱を出します。この熱が紙や布の中に蓄熱されると高温になり、紙や布を燃やす恐れがあります。油を拭いた紙や布は空気を遮断できる金属容器に捨てるか、ビニール袋に汚れた紙や布を入れて、上から水をまいて湿らせて密封して可燃ごみとして捨ててください。
      特に「シッカチフを混ぜた油」や「シッカチフを含んだ画用液」が付いた紙や布は自然発火の恐れがありますので注意してください。

    • 揮発性油(溶剤)の蒸気を長時間吸わないでください。
      ぺトロールやターペンタイン、石油系の強溶剤を含んだ画用液の蒸気(臭気)を長時間吸うと身体に有害の恐れがあります。制作中は換気や通気をよくし、長時間制作する場合は途中で新鮮な空気を吸ってください。制作中に気分が悪くなったら、制作を中止してください。

    • 画用液の使用後はビンの口を拭いて、キャップを完全に閉めてください。
      ビンは中身を使い切ってから廃棄してください。

    • 画用液をビンからビンへ補充される時は、満杯に入れないでください。膨張してビンが割れる恐れがあります。

  • ■水性絵具の安全な使い方(水彩絵具、水彩メディウム、アクリル絵具、メディウム類)

    • 絵具を使っているときは飲食や喫煙をしないでください
      筆の先を口で尖らすこともやめましょう。絵具の付いた手で目を擦ることもさけてください。もし、絵具を飲み込んだり、目に入れたときは医師の処置をうけてください。

    • 絵具が皮膚に付いたら除去してください
      皮膚に付いた絵具はそのまま長時間放置せず、すぐによく洗い流してください。指で絵具を塗ったときも、すぐに洗い流してください。このとき爪の間もよく洗ってください。

    • エアーブラシやエアゾール製品を使用する際は防塵マスクをしてください
      絵具を液状にしてエアーブラシで噴霧したり、エアゾール式のワニスや定着液を使用する際は、防塵マスクを着用し、換気を行い空気の流通をよくしてください。

    • 制作後は手をよく洗ってください
      絵具を使った後は指先から指の間、爪の間までよく洗ってください。

    • 子どもの手の届かないところに保管してください
      子どもが誤って絵具をこぼしたり、口に入れないように、使用後の絵具はキャップをよく閉めて、子どもの手の届かないところに保管してください。

    • 絵具の警告表示をよくお読みください
      人体に有害な物質を含んだものや、火災の原因になるおそれのある製品の容器に警告の表示と取扱方法が表示されています。使用前によくお読みください。

    • ホルベインの絵具類は大人用(作家用)に製造したものです。幼児・子どもに使わせるときは、大人がついてよく注意してください。誤って幼児・子どもが絵具を飲み込んだり目に入れたときは、すぐに医師の診断をうけてください。

  • ■固形水彩絵具(パンカラー、ケーキカラー、新顔彩)の安全な使い方

    • 絵具を使っているときは飲食や喫煙をしないでください
      筆の先を口で尖らすこともやめましょう。絵具の付いた手で目を擦ることもさけてください。もし、絵具を飲み込んだり、目に入れたときは医師の処置をうけてください。

    • 絵具が皮膚に付いたら除去してください
      皮膚に付いた絵具はそのまま長時間放置せず、すぐによく洗い流してください。指で絵具を塗ったときも、すぐに洗い流してください。このとき爪の間もよく洗ってください。

    • 制作後は手をよく洗ってください
      絵具を使った後は指先から指の間、爪の間までよく洗ってください。

    • 子どもの手の届かないところに保管してください
      子どもが誤って絵具をこぼしたり、口に入れないように、使用後の絵具はキャップをよく閉めて、子どもの手の届かないところに保管してください。

    • ホルベインの絵具類は大人用(作家用)に製造したものです。幼児・子どもに使わせるときは、大人がついてよく注意してください。誤って幼児・子どもが絵具を飲み込んだり目に入れたときは、すぐに医師の診断をうけてください。

  • ■スプレー(エアゾール)の安全な使い方

    エアゾール製品は防塵マスクを着用し、火気のないところで換気、通気をよくして噴霧してください
    また、容器が破損しないように取扱いには十分注意してください。以下の項目を守ってください。

    • 炎に向けて噴霧しないでください
      ライターやガスストーブなどの炎に噴霧ガスが近づくと引火しますので炎に向けて噴霧しないでください。

    • 火気を使用している室内では大量に使用しないでください
      噴霧ガスが室内に充満すると爆発する恐れがあるので長時間噴霧するときは、換気、通気をよくし、火気は使用しないでください。

    • 40℃以上になるところに保管しないでください
      高温にするとガスが膨張して破裂する危険があるため、直射日光の当たる所や火気等の近くなど温度が40℃以上になる所に置かないでください。冬季は缶が冷たくなりますが、低温では正常な噴霧が得られない場合がありますので、室温状態20℃前後で使用してください。使用しないときは、冷暗所に保管してください。

    • エアゾール製品を人間や動物に向けて噴霧しないでください
      口や目、鼻に入ると有害の恐れがあるので、人や動物に向けて噴霧しないでください。

    • 保管中は必ずキャップをしてください。

    • 不要になったスプレー(エアゾ-ル)製品を焼却炉などの火の中に捨てないでください
      捨てるときは、必ず火気のない通気性の良い戸外で、噴射ボタンを押したりガス抜きキャップを使って、容器内に残っているガスを出し切ってください。(シューという音が聞こえなくなれば大丈夫です)※ガス抜きキャップがない場合は、ボタンを押してガスを完全に抜きます
      キャップや押しボタン等のプラスチックを分別した後、お住まいの市町村で決められたルールに基づきごみ(不燃ごみ・資源ごみ/缶類、金属類など)として分別して出してください
      容器に穴を空けると、中身が突出して思わぬ怪我に繋がったり、引火して火災が起きるなどの危険性があります。缶容器に穴を空けて中身を出すことは絶対におやめください。

    • 錆の発生しやすい水や湿気の多い場所に保管しないでください。本体に錆が発生した場合は缶が破損する恐れがあります。

  • ■色鉛筆の安全な使い方

    • 幼児・子どもが誤って口にすることがないよう、色鉛筆の使用後は子どもの手の届かない所に保管してください。

    • 誤って絵具を口や目に入れたときは、すぐに医師の診断と処置を受けてください。

  • ■パステル(ソフトパステル、オイルパステル)の安全な使い方

    • パステルを使っているときは飲食や喫煙をしないでください
      筆の先を口で尖らすこともやめましょう。パステルの付いた手で目を擦ることもさけてください。もし、飲み込んだり、目に入れたときは医師の処置をうけてください。

    • ソフトパステル使用中はマスクをしてください
      ソフトパステルを使用するときは粉塵が鼻や口に入らないよう防塵マスクをしてください。制作後にフィキサチフで定着するときもマスクをしてください。

    • 制作後は手をよく洗ってください
      絵具を使った後は指先から指の間、爪の間までよく洗ってください。

    • 子どもの手の届かないところに保管してください
      子どもが誤って口に入れないように、子どもの手の届かないところに保管してください。

    • ホルベインの絵具類は大人用(作家用)に製造したものです。
      幼児・子どもに使わせるときは、大人がついてよく注意してください。誤って幼児・子どもが絵具を飲み込んだり目に入れたときは、すぐに医師の診断をうけてください。

  • ■顔料及び関連素材の安全な使い方

    顔料は総じて人体に対して有害ですので、次の事項をお守りください。

    • 有害性あり
      有害性がある物質(顔料)を含んだ絵具に表示しています。有害性がある物質には、使用時にすぐわかるようにラベルにシンボルマーク、シグナルワード、警告文をつけて注意をしています。

    シグナルワード : 有害性物質を含んだ製品、及び引火性を有す製品に表示しております。危険性の度合いによりシグナルワードの表示は、[注意]、[警告]、[危険]となっております。

    警告文 : シンボルマークやシグナルワードが付いた製品には、対象となる有害物質名や取扱い上の注意事項を記しています。警告文は、有害性物質の種類により異なります。

    • 顔料および関連素材は、人体および動物に使用しないでください。

    • バーミリオン系顔料は加熱すると有毒ガスが発生しますので特にご注意ください。

    • 顔料を使用する際は、ビニール手袋や防塵マスク等をしてください。

    • 顔料を皮膚や傷口に付けないようにしてください。膠などを素手で扱うことも避けましょう。

    • 顔料はこぼしたり、飛び散らないようにしてください。

    • 有機顔料など水になじみにくいものは、アルコール類を少量加えるとなじみやすくなります。

    • 顔料を使っているときは飲食や喫煙をしないでください
      顔料の付いた手で目を擦ることもさけてください。もし、顔料を飲み込んだり目に入れたときは医師の処置をうけてください。

    • 使用中に気分が悪くなったら、使用を中止してください。

    • 体調がすぐれない時や妊娠中の方は、使用を控えてください。

    • メディウム類は冷蔵庫で保存することがあります。容器には必ず「絵画用・飲食厳禁」などの表示をして食品と区別してください。

    • 顔料や関連素材に使用したパレットや筆を洗う際は、水に流す前に絵具をよく拭き取り、できる限り絵具を排水溝に流さないようにしてください。

    • 使用後は手をよく洗ってください
      絵具を使った後は指先から指の間、爪の間までよく洗ってください。すぐに手や汚れた部分を洗ってください。指の付け根や爪の間もよく洗ってください。

    • 子どもの手の届かないところに保管してください
      子どもが誤って顔料をこぼしたり、目や口に入れないように、使用後はキャップをよく閉めて、子どもの手の届かないところに保管してください。顔料を飲み込んだり目に入れたときは、すぐに医師の診断をうけてください。

    • ラベルの警告表示をよくお読みください
      人体に有害な物質を含んだものや、火災の原因になるおそれのある製品の容器に警告の表示と取扱方法が表示されています。使用前によくお読みください。