透明水彩絵具の始め方|初心者が最初に揃える道具4つ

透明水彩絵具の始め方|初心者が最初に揃える道具4つ

絵具の中でいちばん「偶然」を楽しめるのが、透明水彩絵具です。水と絵具が混ざって、思いがけない色が広がる。

計画通りにならないのが、むしろ面白い。

透明水彩絵具とは?「透明」の意味

「透明」という名の通り、薄く重ねると下の色や紙の白さが透けて見えます。この透け感が、水彩特有の瑞々しい雰囲気を作ります。

子どもから本格的なアーティストまで、幅広い層に長く愛されているロングセラー商品です。

アクリル絵具との違い


透明水彩絵具 アクリル絵具
特徴 下の色・紙の白が透ける 上から塗り重ねて完全に隠せる
修正 一度塗ると上から消しにくい 乾いた上からでも塗り直せる
向いている人 偶然の色の広が


失敗したら塗り直したい人

 

「偶然のにじみを楽しみたい」なら水彩、「しっかり塗り重ねたい」ならアクリルが向いています。

最初に揃える4つの道具

これらの4つを揃えていただき、筆洗はお家にあるコップなどで代用していただいて大丈夫です。

 

① 絵具

水彩絵具には、チューブタイプと固形タイプがあります。
・チューブ:パレットに出して使う。広い面も色が足りなくなりにくい。
・固形:蓋を開けたらすぐ描ける。外で描く人・準備を省きたい人向け。

最初はチューブの12色セットがおすすめです。基本の色が揃っていて、水彩の感覚をつかみやすい。



まず1本だけ選ぶなら、水彩用リセーブル 3100R 6号をおすすめします。

水彩の筆に大切なのは「絵具の含み」と「穂先のコントロール」。最初の1本だけは、水彩のために作られたものを選んでおいてください。


水彩紙

普通のスケッチブックに水彩を塗ると、紙が水を吸ってぶよぶよに波打ちます。「思い通りに描けない」の原因が紙であることは非常に多いのです。最初は中目が最も扱いやすいです。

初心者さんにすすめたい「ホワイトアイビス 中目」

絵具の色がしっかりとのって発色がよく、紙のコシもあるので水を多めに使ってもヨレにくいのが特徴。


パレット

透明水彩のパレットは、洗い流さなくて大丈夫です。絵具を出して使った後、乾燥してもそのまま保存できます。次に使う時には乾いた絵具を水で溶くだけ。
消耗品ではなくずっと使い続けられるものなので、最初から良いものを選ぶことをおすすめします。 

まとめ買いリスト・予算

4点まとめて揃える場合の目安金額

アイテム 商品名 税込価格
絵具 透明水彩絵具 5ml W401 12色セット 2,970円
水彩用リセーブル 3100R 6号 880円
水彩紙 ホワイトアイビス ブロック 中目 SM 1,705円
パレット 水彩パレット No.40 2,200円
合計(税込) 7,755円

 

最初の1枚へ

「思い通りに描けない」という感覚は、技術の問題だけとは限りません。紙の質、筆の含み、絵具の発色、道具が変わるだけで、描き心地はがらりと変わります。

まず楽しんでほしいのは、色を混ぜる面白さです。2色を水の上で合わせると、意図しない色が生まれる。「偶然の発見」が、透明水彩の一番の魅力です。


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