色鉛筆の始め方|初心者が最初に揃える道具2つ
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色鉛筆画は、「絵が苦手な人」が最初に手を伸ばせる画材です。紙の上に色を重ねるだけで、じわりと深みが生まれていく。
「子どもの頃に使っていたけど、大人になってからは…」そんな気持ちを持っているなら、今がちょうどいいタイミングです。
油性色鉛筆は「線を重ねて少しずつ仕上げる」
水彩絵具は「水で溶かして一気に面を作る」
どちらも絵を描く道具ですが、描き心地も得意な表現もけっこう違います。
色鉛筆は、鉛筆のように持って紙をこすって色をのせていきます。
水彩絵具は、水で溶いた絵具を筆で塗る画材です。
| 色鉛筆 | 水彩絵具 | |
|---|---|---|
| 道具 | 色鉛筆と紙だけ | 絵具・筆・水・紙が必要 |
| 描き方 | 重ねて少しずつ仕上げる | 水で溶かして一気に面を作る |
| 修正 | 消しゴムで部分的に消せる | 一度塗ると消しにくい |
| 向いている人 | ゆっくり様子を見ながら進めたい人 | にじみや透明感を楽しみたい人 |
まずは「自分の性格に合いそうな方」から試してみるのがおすすめです。

道具の多さで迷う必要はありません。
色鉛筆画を始めるのに必要なものは、色鉛筆とスケッチブックの2つだけです。
水入れも筆も、特別なセットも要りません。
色鉛筆には大きく2種類あります。迷ったら、油性から始めるのがおすすめです。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| アーチスト色鉛筆 (油性) |
なめらかな描き心地で、少ない力でしっかり発色。重ね塗りでどんどん色を深くできる。 | 細密画やイラスト全般。まずは「色鉛筆らしい描き味」をしっかり味わいたい人。 |
| 水彩色鉛筆(水性) | 乾いた状態では普通の色鉛筆として使え、水を含んだ筆でなぞると水彩絵具のようにふんわり溶ける。 | 色鉛筆と水彩、両方の雰囲気を1本で楽しみたい人。にじみやぼかし表現も試してみたい人。 |
油性色鉛筆は、水を用意しなくていいぶん扱いがシンプルで、「色を重ねる」「濃くしていく」感覚をつかみやすいからです。
最初は、ホルベイン アーチスト色鉛筆 12色セット(OP901 ベーシックトーン)がおすすめです。
同じ色鉛筆を使っても、紙が違うだけで仕上がりが変わります。
色鉛筆向けの紙を使うだけで、色の乗り方も描き心地もはっきり変わります。ここだけはケチらないことをおすすめします。
紙には表面の粗さがあります。触ってみるとわかるのですが、サラサラしたものからザラザラしたものまで、種類によって全然違います。
| 紙の種類 | 表面の特徴 | 向いている表現 |
|---|---|---|
| 細目 | サラサラ・なめらか | 細かい描写・人物・イラスト |
| 中目 | 少しザラザラ | 風景・静物・はじめての1枚 |
| 荒目 | 粗め | 風景・味のある表現 |
最初は、ホワイトアイビス水彩紙 ブロック 300g 中目 WIB-SMがおすすめです。発色がよく、表面強度が高いため消しゴムや重ね塗りにもしっかり耐えられます。
2点まとめて揃える場合の目安金額です。
| アイテム | 商品名 | 税込価格 |
|---|---|---|
| 色鉛筆 | アーチスト色鉛筆 12色セット OP901(ベーシックトーン) |
3,300円 |
| スケッチブック | ホワイトアイビス水彩紙 ブロック 300g 中目 WIB-SM |
1,705円 |
| 合計(税込) | 5,005円 | |
色鉛筆画を始めるのに必要なものは、色鉛筆と紙の2つだけです。水の扱いも、乾燥時間も関係ない。描きたいと思ったその瞬間に、すぐ始められる。それが色鉛筆の一番の強みです。